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関連書籍 [関連書籍]

言い訳:実はワシは精神科の本を読むのがあまり好きじゃないんです。人生、そればかりではありませんし、値段も高いし…。解説していないものは『こういうのもあるよ』くらいしか認識してません。読んだら随時追加していきます。


●精神科全般

精神科に行こう!-心のカゼは軽ーく治そう
大原広軌著 藤臣 柊子 単行本 (1999) 情報センター出版局 ¥1,200
文春文庫PLUS (2002) 文芸春秋 ¥552 もあります。
憂鬱な気分が続くときや、神経が参ってるな~、と思うとき、内科へかかるように気軽に精神科を訪れてみてください。アブナイ人は待合室にはいませんよ、入院してます(^_^)。


●うつ病

私は『うつ依存症』の女-プロザックコンプレックス
エリザベス・ワーツェル著 滝沢千陽訳 単行本(2001)講談社 ¥1,800
日本では認可されていないSSRI『プロザック』を心のよりどころとしている著者。
アメリカではドラッグストアで買えるそうですが、今はどうだかわかりません。日本では個人輸入している人もいますが、そこまでして効くとは思えません。
『うつな自分』が本当の私なのかもしれない…『うつ』の期間が長ければ長いほど陥っていく認知の歪みです。クリスティーナ・リッチ主演で映画化されました。表紙の著者は女優さんみたいにきれいです。アメリカってドラッグ天国なのね~と呑気に思ったワシでした。


●躁うつ病

躁うつ病とつきあう
加藤忠史著 単行本(1998)日本評論社 ¥1,500
加藤先生のサイトだけでは見られない、毎日の診療、病院勤務の状況がわかりやすく書いてあります。一生もののこの病気といかにしてうまくつきあっていくか、患者の一人として考えさせられます。
そして若い医師たちが躁うつ病に対して奮闘なさっていることもちらりと垣間見えて、少しずつでも治療が進歩することを祈らずにはいられません。


躁うつ病を生きる-私はこの残酷で魅惑的な病気を愛せるか?
ケイ・ジャミソン著 田中啓子訳 単行本(1998)新曜社 ¥2,400
ワシはまだ未熟者なので躁うつ病を魅惑的だとは思えません。それはワシの躁状態が軽いせいだと思われます。激躁になった人はとてつもない万能感・高揚感を味わうようなのです。しかし、その後には躁のときに起こしたことについて後悔・反省する『激うつ』が待っているのです。
著者は躁うつ病1型であるにもかかわらず、精神科医であるという経歴の持ち主です。


心が雨漏りする日には
中島らも著 単行本(2002)青春出版社 ¥1,300
らもさんがドラッグマニアなのは知ってましたが、そこには躁うつ病との関連があったのですね。症状の激しい1型らしく、躁状態でうろうろする描写は笑えません。薬での躁転が恐ろしいということもわかります。実はワシも薬で躁転したような気がするからです。2004年に階段転落事故で亡くなられました。


『うつ』と『躁』の教科書
ブライアン・P・クイン著 岩坂彰訳 大野裕監修 単行本(2003)紀伊國屋書店 ¥2,500
とあるサイトの掲示板で取り上げられ、好評を得た本。気分障害の病状にも詳しく書かれていますが、それより家族関係、夫婦関係、患者としてやるべきことなどが詳しく書かれています。小児うつ病に関しても記述があり、これは特徴的だと思いました。
ここで紹介されている薬はほとんど日本未発売のものばかりですが、それはあまり気にしなくてもいいでしょう。白人・黒人・日本人ではそれぞれ薬の効き方が違うようです。『プロザック』が日本で認可されないのも、それと関係があるようです。サプリメントにも言及してあり、アメリカ的だなあと思います。ですが、これは主治医と相談の上、服用のこと。
『うつ病や躁うつ病の患者にとって、いちばんの武器は知識である』深く感銘を受けました。


●その他

お金で悩まないこころの治療生活
井ノ瀬珠実著 藤臣柊子 単行本(2001)飛鳥新社 ¥1,300
心の病気には意外とお金がかかります。患ってから生命保険に入ることはできませんし、年金を払っていないと、障害年金を受け取ることもできません。仕事を失ってしまったりすることも稀ではありません。
あらゆる角度から、どうやったらお金で悩まずに済むかということをまとめてありますので、ワシも参考にさせていただいております。精神の病気の上にお金で悩んだりすると、悪化に加え、命の危険にまでさらされます。それを予防するためにも、利用できる制度はなるべく使うようにしたいものです。
もちろん、税金の一部から賄われていることを忘れてはいけませんね。


いやな気分よ、さようなら-自分で学ぶ『抑うつ』克服法
デヴィッド・D・バーンズ著 野村総一郎・他訳 単行本(2001)星和書店 ¥3,680
大学病院の先生から勧められた『認知療法』の本。
トリプルカラム法といって、自動的に考えてしまう『うつ』の思考法から、認知の歪みを発見し、合理的・理論的な考えに戻す方法が詳しく書かれています。例題がアメリカ的で、日本人の生活には少し違和感を感じるところもあります。著者はこれで躁うつ病も治せるとうたってますが、ワシはあくまで一時的にうつになったときの対処法として有効だと思います。後でノートを見てみると面白いです。

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